お休みのことはが、お送りします。
ジュエルの文学少女『ことは』ちゃんが、休暇中の出来事を綴ってくれました。
それは赤いと形容しきるには薄く、淡く。
けれど常日頃の静かに降り注ぐ月光とはまた異なる光をたたえた満月でした。
愛車のチャリ吉をこぎながら月を見ますと、なんとも妖しい赤みを被った月が居りました。
ルビーを水に溶かし薄めれば、か様な色になるのかな。濃いローズクウォーツの色にも似ているかもしれない。そんな考えが頭をよぎったのは帰寮後のこと。
本日は二つも空の芸術と逢えたのだな。
そう思えば自然と口角が持ち上がります。
一昨日、28日は安倍川で花火大会があったそうですね。
夕食をとりに外へ出た9時前ごろ、ちょうど屋根の間と道の空間から美しい鮮紅と空気を切って空へ上がる打ち上げ時の高速音。続けざまに響いた破裂音の次には黄色い向日葵の大輪が夜空を彩りました。
原色と光のまばゆさが美しい、日本古来の夏の風物詩・・・花火。いやぁ〜きれいですね。
一瞬、夏の暑さも、肌にまとわりつく湿気も忘れて目を奪われました。
どうりで今日は車が少ないわけだ。いつもより虫の音が良く聞こえる・・・そんな人気のない小道がらに花火を眺められたわけですから、喧騒と人混み嫌いな私は少し得をした気分になりました。
遠目に見る花火は少し小さい反面、見上げずにすむので首が痛くなりません。
などと言ってしまうと、年寄り臭いとまた笑われそうですが、濃紺の広いキャンパスに一瞬にして咲き、そして散ってゆく花々を一度で視界に映しきれるのは遠目だからこそでしょう。
日本の花火職人さんがどれだけ精巧かつ華やかな芸術を披露して下さっていることか。
あの大きな花火玉を作るには相当な技術と経験が必要なんだろうなー・・・と思うと、私達は匠の技を幼い頃から当たり前に見て育っているんですよね。
これはとてつもない贅沢。
あらためて、日本の四季は彩りに恵まれているなぁー・・・と感慨深くなった今日この頃でした。
明日は各地で海開き、プール開きですが、この台風で本当に楽しめるのは、いつの頃になるんでしょうね。